乃木坂活字部/ごさつめ 「少女」
- 作者: 湊かなえ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 176回
- この商品を含むブログ (160件) を見る
高山ランキングトップ3作品、デデン!
残り二冊は後述。
湊かなえ「少女」読了
読書時間:300分程度
これが湊かなえ
読み終えた直後の気持ちと言ったらもう…
すごい、とにかくすごい、悪いことはしちゃだめだ。
──高山一実 POPより抜粋
あらすじ
高校2年の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から親友の自殺について話を聞いて以来、「自分も人の死を目の当たりにしたい」と思うようになる。由紀は病院へボランティアに行き重病の少年の死を、敦子は老人ホームで手伝いをし入居者の死を目撃しようとする。
高山部長の紹介
もう湊かなえと言ったら大どんでん返しなんですよ
で、少女はまさにそれで、あの~最後に全ての話が結びつくんですよ
こことここがつながってたの!?みたいな、えーっ!?みたいな。
で、これ読み終わった後、放心状態になりますね
一回、読み終わって。
因果応報、地獄へ落ちろ!
かずみんが絶賛する「少女」を読みました。
悔しい点がありまして自分の精神状態があまりよろしくなかった為
上手く読み込めず、肝心なオチになる部分の伏線を見逃してました…
しっかり読めてたら最後の一文に「えー!」驚いてたんだろうけど
「ん?あーそうかふーん」で終わってしまった
点と点がつながっていく感じは面白かったです
終盤のおっさんの展開や遺書が誰のものなのか知ってびっくりしました
最終的なオチに対して「ご都合主義」と思うかどうか
読む人によって賛否が別れるかなと思った作品です
僕はあまりにも辻褄合いすぎて都合良すぎないかと思ってしまった
フィクションなんて都合よくてなんぼですけどw
かずみんが読んだ時は高校生かな?
由紀と敦子に共感できる年齢だったため感情移入もしやすかったのでしょう
ふたりとも剣道やってたってのもあると思う。
作品の感想としては
女子高生こわい。
電車に居る時は離れましょう。
満員電車の時はアメイジングのポーズをとりましょうw
因果応報こわい。
悪いことをすると必ず痛いしっぺ返しが
必ずくるよってこと、悪い事しちゃダメ。
おっさんカワイソス。
登場人物に「おっさん」と呼ばれる人が居るんですが
一番の被害者、ふんだり蹴ったりじゃないか!
ある意味彼が裏主人公のような気がします。
様々な逆境から立ち直り頑張る姿が描かれてます…多分w