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サヨナラの意味 考察

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以下は個人的な解釈を書いてみました。

チャプタ-1

1ヶ月前、棘刀式の練習が始まる。
棘刀式で棘を切る男役に七瀬が選ばれる
七瀬と同じく神楽を行う巫女、絵梨花と一実は
棘人の館に招かれている。

七瀬は「棘人とネコ」をいつも読んでいる。

梨花、一実と談笑中に隣の部屋から物音が聴こえた
ふすまを少し開け覗き見すると隣の部屋に居たのは

脚に棘の生えた女性…棘刀式・女役の棘人
奈々未が紙飛行機を折っている
彼女とは初対面だ。

同じく館には棘人の巫女達も来ている
棘人は人に好意的だが人は棘人に対しては
偏見をもっており避けてるようだ。

棘人と人、友好の契りを交わすための「握り手」
七瀬は棘人に対して何かしらの畏怖を感じているのか
躊躇していることを察した奈々未は拒否し部屋を出る。

チャプター2

棘刀式、練習中。
七瀬の妹の未央奈と未央奈が所属する新聞部が取材に来る
未央奈はハンディで練習風景を録画している
奈々未の棘を切る練習中に切ることを躊躇する七瀬
同じく練習風景を見ていた奈々未の妹である飛鳥が
練習風景を撮影している未央奈を見て
「棘人を撮影して見世物にするのか」と怒りを感じ
未央奈からハンディを奪おうとする

2人が揉めているのを七瀬が仲裁に入るも
怒っている飛鳥の棘に手を刺される七瀬。

チャプター3

雨が降り、練習は休憩中
「棘人とネコ」を読んでいる七瀬
突然、絆創膏が降ってきて小説に落ちる

去っていく奈々未に礼を言う七瀬
七瀬が持っている本に興味を示して
奈々未が読んでいる小説とお互い借り合う事を
提案し七瀬が喜んで承諾する。

チャプター4

館で「棘人とネコ」を読む奈々未を見た
父親が突然本を取り上げる

──

梨花、一実と共に七瀬の家で談笑中に
奈々未から借りた小説を読んでいると
小説の挿絵と共に一枚の切符が挟まれていた

手に取ると「1109 帝都ユキ」
小説に目をやると帝都タワーを背景に
棘人と人が手を取り合っている挿絵が見える

七瀬は察した。
奈々未が棘人と人が共存して行きたいと望んでいること
そして棘人と人が共存している帝都に憧れを抱いていること

──

表面上では友好的に接しているが
これまで人に迫害され続けていた棘人が
そう簡単に人との共存は望まない。
棘刀式も棘人の棘を切るという人の都合で行われてる

人と必要以上に干渉する奈々未に怒る父親
人と共存したいと願う奈々未は対立する
館を飛び出す奈々未。


路地を駆けていく奈々未。

路地に建てられた掲示板には
「棘人不可」「棘人危険」の張り紙が貼られている
棘人の集落が赤く塗られている地図も貼られている
─まだこの街では根強く棘人に対する偏見があるようだ。


──
七瀬は奈々未が駆けていく所を見かける
気になり後を追う。


湖の畔に佇む奈々未を見つめる七瀬

雨粒と涙が混じり濡れながら帝都行きの列車を見つめる奈々未

どうして良いか分からずたじろぐ七瀬

チャプター5

棘刀式、当日。

神楽を舞い、奈々未の棘を切る儀式を行う
が、七瀬は刀を投げ捨てると奈々未の顔に被せている面を外し
折って紙飛行機を作りはじめる。

観覧客がざわめく
折った紙飛行機をまっすぐ観客へ飛ばす七瀬

綺麗に飛ぶ紙飛行機
七瀬は奈々未の手を取り合い客席へ走り出す
神楽を舞っていた棘人と人の巫女達も
手を取り合い二人の後に続く。

棘人と人がお互い手を取り合い舞う
取り巻く観客も笑顔で舞う

棘人を畏怖するあまり棘を切り
不安材料を無くすことで安心を得ていた人々だが
棘人をありのまま受け入れる
奈々未の持っている小説の挿絵のように。

手を高く挙げ握り合う奈々未と七瀬
それはいつかできなかった共存の契り「握り手」



サヨナラに強くなれ
この出会いに意味がある
悲しみの先に続く 僕たちの未来
始まりはいつだって
そう何かが終わること
もう一度君を抱きしめて
本当の気持ち問いかけた
失いたくない
守りたかった愛にかわるもの



エピローグ

奈々未を探しに館に訪れる七瀬。
床に折られていた紙飛行機を手に取る

ふすまの先に奈々未が居ると思いゆっくり開け
覗き見する七瀬

そこには初めて会った時と同じように
窓辺で佇み七瀬に向かって微笑む奈々未の姿が…


見えた気がした。



雑感

なんか、色々書いていくウチに矛盾を感じるMVだなと
久作さんがななみんにブチ切れてる理由がMVだと読めない

・帝都に行くことを知った説
・人と必要以上に関わっている説

最初はひとつめだと思った、怒って着物?を押し付けてる
村に残れと怒ってるようにも見えた。
儀式を行わずに帝都に向かうなら分かりますけど
律儀に儀式はやってますからね
そこらへん普段のななみんぽいw
無茶振りをそつなくこなす感じw

掲示板に露骨に棘人危険とか
めちゃくちゃ差別されてるにも関わらず
観客交えてあっさり手を取り合うのが
いがみ合ってるのか合ってないのか曖昧だなと思いました

かずみんも「今年は私が男役だと思ったのに」
と毎年棘刀式に参加してる趣旨の発言をしてるのに
棘人をとげじんと言ったり棘人の読み方を知らない描写に違和感
「棘人はしじんと読みますよ」という説明シーンか。

あっすーと堀ちゃんが最初
取っ組み合いになってたのにあっさり笑い合ってるのも
展開早いなと思いました。

小説の作者が土井八傘(どいやさん)笑ったw
御三家がどうのこうの、桑田真澄の名言や
どいやさんとてーんちゃんのシルエット
切符に「第二章」の文字とか色々小ネタが散りばめられてて面白い。
もっと探せばネタが見つかるかも

掲示板に貼られてる地図とか
赤線引いてるのを見て「こっから棘人のエリア」を表してるのか?
赤枠は危険ですよとか?