乃木坂活字部/ろくさつめ 「グラスホッパー」
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2007/06/23
- メディア: 文庫
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伊坂幸太郎「グラスホッパー」読了。
読書時間:約250分程度
あらすじ
妻を轢き逃げした男に復讐するために職を辞し、裏社会で男の父親が経営する会社に入社した鈴木。ところが、男は自分の目の前で車に轢かれてしまった。業界には「押し屋」と呼ばれる殺し屋がいるという。
命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、待っていたのは妻と幼い息子のいる家庭だった。温かい家族に戸惑う鈴木だが、会社からは息子の敵を討たんとする電話がかかってくる。
一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるべく押し屋を探していた。
今回のかずみん配役
→なし。
うーん、映画の予告編見ちゃったんでそのメンバーで妄想してた。
これ(マリアビートル)の前編みたいな本である
グラスホッパーを読んで伊坂さんが
好きになって本が好きになりました。
ハマったのはスピード感ですね、
あとは登場人物の視点がどんどん変わっていくのが
もう、飽きさせないというところにやみつきになりました。
今回はいくちゃんが伊坂幸太郎さんを好きになるキッカケとなった作品
僕も始めて伊坂さんの作品を読みました。
乃木坂活字部を始めて以来一番読んでて楽しかった作品かなーと思いました。
いくちゃんの言う通り、スピード感があって飽きなかった
3人視点のザッピングで物語が進むんですけど
時系列が少し巻き戻って描かれてるのが面白かった
偶然にも前回読んだ「少女」と同じザッピングですが
少女の場合ザッピングした際名前が書かれてないので
かなり読んでて混乱してしてしまったのですが
グラスホッパーはハンコが押されてるから安心w
アマゾンのレビューを見て意外と好き嫌い別れてるんだなと思いました
癖のある文章らしいですが僕は平気な部類でした
湊作品の方が文章を読みこんで想像するのに時間がかかる、
グラスホッパーでも終盤ご都合主義な展開がありましたが
納得できましたね、布石が最初から出てたから「おー!マジか!」ってなりました
最後の一文がどういうことかよく分からずネットで調べたら
またしても、その布石となる文章を浅く読んでた。
最後の一文の意味が理解できた時に物語自体の見方が変わる。
最後、鈴木と比与子は同じ地下鉄にいたのか?よくわからなくなってきた…
ところで鯨は超能力者ですか?
個人的に最後まで謎だった鯨の「自殺させる眼力」と
「幻覚を見ている時に自殺させた相手からのアドバイスを貰う」
この2つは完全にファンタジーですね
なぜこういう力が持っているのかの描写が欲しかったかな
色々殺し屋が出てきますけど異質でした。
読んでる最中、正直夜がちょっと怖かったw
「令嬢」の奴らが部屋に入ってくるんじゃないかと思った
さらに…一昨日ぼーっとまとめサイトめぐりをしてて
ページをスクロールしてたら突然モザイク無しで
バラバラの女性が…
こうなりましたw
さらに夜が怖くなりました…あれはトラウマ。
映画・グラスホッパー
www.youtube.com
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全然、小説とストーリー違うw
4/1にレンタル開始されるので観たい
けど、小説には出てこないシーンが盛り沢山w
個人的に原作改変は嫌い派なんですけど
キャラ設定の変更は無いのでまだマシなのかな
映画の方がいいという感想も聞いたので期待してます。
次回予告
ダ・ヴィンチ x 高山一実 乃木坂ブックアワード 投稿者 kazuminmovie
なんか臭そうな殺し屋たちの印象が強い
マリアビートルを読み始めました。
木村の標的と接触した瞬間まで読んだ。
過去最高に長い590ページ程あったので時間かかりそうですが
読んでいきたいと思います。